照明器具についてい40Wや60Wといったワット数(W)は、消費電力を指す単位です。勘違いされることが多いですが明るさを表す単位ではありません。白熱電球と蛍光灯を比べると、同じW数でも蛍光灯の方が明るく(4~5倍の明るさ)、少ない電力で照らすことができます。つまり、電気代は蛍光灯の方が経済的ということです。
光を発する物体の総称。自然光(太陽・月)、ガスや油・木材の燃焼による光、電力を光に変換する電灯(電球・蛍光灯)がある。
各種光源によってそれぞれ固有の色があります。(赤みを帯びた色、白っぽい色など)その光の色合いをあらわした尺度を「色温度」という。単位はケルビン(k)。赤みが強いほど低く(朝焼けのような赤みを帯びた光)、白や青みが強い(日中の太陽光のような白っぽい光)ほど高くなります。部屋の雰囲気を決める一要因になります。(白熱電球:色温度が低い、蛍光灯:色温度が高い)
光源によって照らされた「物の色の見え方」を演色性といいます。同じ物でも照明する光によって、照らされた物から反射される光が異なり、色の見え方が変わります。(例:お店で見たときの服の色と、外に出たときの色が違った色に見える)これは人間の色知覚が、網膜にどのような光が入ってくるかが判断基準になっていることと関係があります。演色性は基準の光で照らされた時の見え方を100とし、各種光源で照らされた時の見え方との違いを数値で表します。この数値は「演色性評価数」と呼び、単位はRa(アールエイ)です。一般的な蛍光灯はRa72、白熱電球はRa100。
人間の目が感知する光源から出る光の量で単位はlm(ルーメン)。6畳の部屋なら20代で5700lm必要。50代以降は2倍程度必要なので、7200lmくらいが適当とされます。
光源で照らされている面の明るさを表し、面に入射する「光速」をその面の面積で割った値。単位はlx(ルクス)です。基本的に必要な照度(20歳基準)は、リビングルームで30~75lx、ベッドルームは10~30lx、勉強や読書、化粧時は300~1000、手芸や裁縫などは750~2000、調理時や食卓は200~500lxが適当ですが、個人差や年齢差もあることを留意しておくことが必要です。20歳を基準とすると、40歳で1.8倍、50歳で2.4倍、60歳で3.2倍の照度が必要とされています。
※照度の決め方の基準として、照明器具のワット数が目安になります。蛍光灯なら1畳に対し10~15W、白熱電球なら1畳に対して30~40Wの照明を選べば必要な明るさが得られます。
光源の各方向への光の出方のこと。どの方向へどれだけの強さの光が出ているかは照明器具によって変わり、大きく5タイプに分けられます。
直接照明→光源のすべて(90~100%)の光が直接真下を照らすタイプのもの。
半直接照明→照明カバーが乳白色で光の一分が天井方向へ出るもの。
半間接照明→天井方向に出て行く光の量が多く(60~90%)、下に出て行く光るが少ない照明。天井面で反射された光がやわらかい印象を作る。
間接照明→光源のほとんどの光(90~100%)が天井側に向かう照明で天井や壁からの反射光で空間を照らします。やはり雰囲気作り重視の照明です。
全般拡散型照明→上方と下方に向かう光りの量が同じで全方向に広がり、部屋全体を明るくし強い影を作らない照明。